令和元年5月22日(水)にメルパルク大阪において、定時総会を開催しました。
小宮理事長は、生産性向上の背景には働き方改革への取り組みが大きく関与していると切り出し、中でも、地盤情報をオープンデータとして利活用が進むことは地盤防災を堅固にするためにもとても重要であると挨拶を述べました。総会では任期満了に伴う役員改選となり、小宮理事長が続投することになりました。
令和元年度事業計画では、防災支援活動のさらなる活動強化や、30歳代以下で構成する「地質のリノベーション」プロジェクトなど、これまでになかった切り口の活動で当業界が未来にあるべき姿をバックキャスティングする活動が始まります。
また、協会表彰として、荒木繁幸氏が理事長歴任者表彰を受賞されました。さらに、別司秀人氏、輪玉芳光氏が「匠」技能者に認定されました。
表彰を受けた荒木繁幸氏
「匠」技能者に認定された別司秀人氏、輪玉芳光氏
基調講演では近畿地方整備局における取組み「品質確保と働き方改革」および「i-construction」と題して、近畿地方整備局企画部技術調整管理官の宮川 久氏にご講演をいただきました。
ご講演いただいた宮川 久氏
懇親会では宮川 久様、同局総括防災官の水野浩次さま、京都大学名誉教授の大西有三さまをはじめ多くのご来賓にお越しいただき、盛大に開催されました。
水野様からは防災減災や地質リスクのほか、大阪万博の開催がきっかけに防災インフラが整備された歴史から今回の万博に当たっても防災との関係が重要となるとご挨拶をいただきました。
ご挨拶いただいた水野浩次氏
会場は熱気とともに、新しい年後がスタートしました。