2018.08.07
福井地質調査業協会では、今回で20年目となる地学教室を開催した。
毎年人気が高い子の企画では、国土を守る未来の地質屋さんを育てるために、まずは地質に関心を持ってもらうことからと考え、化石発掘体験を行っている。例年、小学校の理科研究において受賞歴の高いこの体験活動。未来の地質学者が福井から出てくることを楽しみにしています。
(以下、福井新聞記事より)
福井の海も化石の宝庫―。児童が化石発掘を体験する講座(福井新聞社後援)が7日、福井市鮎川町の海岸であり、子どもたちが貝類などを次々と見つけた。地質コンサルタント業者らでつくる福井地質調査業協会が「化石(フォッシル)ハンターへの道」と題して主催。20回目の今年は、1~5年生児童と保護者計16人が参加し、同協会の技術士ら10人が指導した。一帯の凝灰岩には、約1600万年前のアカガイやオキシジミといった貝類の化石が含まれる。児童はタガネとハンマーで「キン、キン、キン」と音を響かせながら岩を割り、中を調べた。絶滅した巻き貝ビカリアを手にした南条小の児童は「見たことがない貝。とげがあるところが不思議」と興味津々。数種類の化石を集めた春江西小の児童は「もっと大きな化石を探したい」と話した。
Ⓒ2018.08.08,福井新聞
http://www2.fbc.jp/news/high/news_13316044.html
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20180807/3050000011.html